まるで単眼の望遠鏡、1930年代の光学式露出計 DREMOSCOP

■Drem社 DREMOSCOP

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■スペック

○メーカー: オーストリア Drem社
○方式: 光学式
○サイズ: 30 x 38 x 90 mm
○重量: 69g

■解説

・オーストリDrem社が1930年代に製造した光学式露出計の”DREMSCOP”です。
・光学式はセレン式が出現する以前の古いタイプの露出方式で、その原理は、直接被写体をフィルターを通して見てその濃度から露出を決定する、という極めて簡単な方式でした。
・光学式露出計は一種のスコープのようなものですので、形も独特なものです。ことを知らない方がこの単眼の望遠鏡みたいな機体を見て、まさかこれが露出計であると気づく人は殆どいないことでしょう。露出計の歴史を知る上において貴重な品ともいえます。
・メーカーのDREM社は、当時、光学式露出計の大手であったようで、同様な形状をした製品を幾つか市場に送り出しています。そのうちの一つに、バルナックカメラの初期時代に “LEICASCOP/ライカスコープ” という名の露出計をニューヨーク・ライツに提供していました。これは、出品の”DREMSCOP”と同種の機体にラベルをライカ用に変えただけのOEM品であったと思われます。
・出品の本機のファインダーを覗くと、”1″と “2”の数字が見え、被写体に合わせ鏡胴を回していくと数字の明るさが変化します。しかし、どの状態でストップさせ露出値を取得するのがよいのか、私自身イマイチよく分からず使いこなせていません。
・ただ、いずれにしても、実用品としてこの古い光学式の露出計を使おうなどと考える人はまさかいないでしょうから、機体をあちこちいじり、遊ぶことができれば十分ではないでしょうか。話題づくりの面で一つ手元に置く、というのもアリです。

参考WEB(英文):
http://lightmetermuseum.com/Light%20meters/Drem%20Dremoscop/index.html

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