1930年代 光学式露出計 Zeiss Ikon社 Diaphot

■Zeiss Ikon社 Diaphot 

ZeissDiaphot-y01

ZeissDiaphot-y02

ZeissDiaphot-y03

■スペック

○メーカー: ドイツ Zeiss Ikon社
○方式: 光学式
○重量: 133g

■解説

・今ではカメラ中古市場でも殆ど見かけることがなくなった、ツァイスの記念碑的存在の光学式露出計です。1930年代の製品と思われます。
・光学式は、セレン式が出現する以前の古いタイプの露出方式で、その原理は、直接被写体をフィルターを通して見てその濃度から露出を決定する、という極めて簡単な方式でした。 使い方としては、薄べったい円形のプレートにある丸穴を覗き込み、明るさに応じて外周リングを回しながらアジャスト、像が暗くなって消えかけた位置での露出値を読みます。
・出品の本機は精度は極めて疑わしく、実用には全く向きません。(たとえ露出計として機能したとしても、精度やその他の面で、まさかこれを実用に使おうなどと考える酔狂な人はいないとは思いますが・・・)。あくまでコレクション用、研究用とお考えください。
・出品の外観は経過年数なりの平均的なコンディションです。 機体表面の一部にガラスにひび割れがあります。また、スケール表示の紙の断片がメーター内に入り込んでいます。

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