【上の写真をクリックすると機体各部の詳細、この機体での実写例をご覧いただけます。】
■スペック
【レンズ】
○モデル名： Steinheil Auto-Quinaron 35mm F2.8
○レンズ構成： ６群７枚
○シリアル＃： １９６１０３７
○製造年： １９５７年
○距離表示： フィート
○最短撮影距離： 0.75 feet (0.25M)
○絞り値刻み： F2.8/F4/F5.6/F8/F11/F22
○ヘリコイド： 回転式ヘリコイド
○重量： 350g
○マウント： エキザクタ・マウント
【付属品】
○レンズキャップ： 純正 Steinheil ロゴ入り 前後各１
○レンズケース： 社外品 （PRINZ製）
■解説
ドイツ・シュタインハイル社の広角レンズ、オート・キナロン (Auto-Quinaron) ３５ミリＦ２．８です。マウントはエキザクタ／トプコン・マウント、自動絞りとなります。
レンズ本体の他、純正の前後レンズキャップ、社外品レンズケースが付属します。
シュタインハイルの各種一眼レフ用レンズは、その描写力が素晴らしいだけでなく、美しい鏡胴仕上げと高級感溢れる緻密なつくりで、とても人気が高いレンズです。
オート・キナロン３５ミリは、シルバーの鏡胴にグリーンのラインが入ったオシャレなデザインで、距離リング部のローレットの仕上げもなかなか凝った造りで高級感があります。
最短撮影距離は２５センチ（０．７５フィート）と、被写体に接近できるところも魅力です。
このため、本来はエキザクタマウント用のレンズですが、アダプターなどを介し他のマウントの一眼レフ・フィルムカメラで使用するファンが多いようです。
また、このレンズの美しいフォルムに惹かれて、デジカメにオート・キナロン３５ミリを組み合わせ、楽しんでおられる方もいらっしゃると聞きます。
確かに、魅力的で所有欲をくすぐるレンズには違いありません。
