総合10位 Frexaret VII

東欧チェコの隠れた名花、私にとって想い出深いクラカメ

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【上の写真をクリックすると機体各部の詳細写真、拡大写真をご覧いただけます。】

■スペック

【主な仕様】
○モデル: Meopta Flexaret VII
○生産国 (生産年): 旧チェコスロバキア (1966-71年)
○形式: 6x6cm 2眼レフ
○使用フィルム:  120タイプ ブローニーフィルム
35mm パトローネ(アダプター使用時)
○フィルム・ローディング:  セミ・オートマット方式
○シャッター:  PENTACON-Prestor MXV, 1 – 1/500, B
○絞り:  f3.5-22
○内蔵露出計: なし
○ボディサイズ: D105 x W95 x H140 mm
○重量: 980g

【レンズ】
○ビューレンズ: Meopta Belar  1:3.5 80mm
○撮影レンズ: Meopta Belar  1:3.5 80mm

【付属品】
○レンズキャップ: 純正
○フィルター: 純正 GR1/B36、G2/B36 各1
○クローズアップレンズ: 純正 1-0.5m/B36
○35ミリ・アダプター: 純正セット (革ケース入り)
○カメラケース: VII 型専用 本革製 (ストラップ付)

■解説

旧チェコスロバキア MEOPTA(メオプタ)社の2眼レフ、フレクサレットVII型です。1966-71年頃の製品です。
2000年代はじめ、私がプラハを訪れた際、初めてこのカメラに接し、クラカメを知り、クラカメにハマるきっかけとなった、思い出深いカメラでもあります。

チェコのカメラというと日本では全く無名に等しく、『旧共産圏のカメラで大したことはない』というくらいの認識しかない方が殆どだと思います。しかし、 チェコスロバキア製のカメラは、実は現代の目で見ても充分な機能と品質を持つものが多く、また、隠された魅力が一杯詰まったカメラと言えましょう。

このことは、私などが説明するより、以下のWEBサイト、
『モラヴィアの残照、フレクサレット』 (東京レトロフォーカス、中山慶太氏)
http://ammo.jp/weekly/nak/0209/nak020904.html
を一読されるのが良いと思います。
このWEBサイトでは、チェコカメラの全容と、その素晴らしさ、 魅力といったものが詳しく述べられているだけでなく、単なるカメラ解説とは異なり、エッセイ、読み物としても非常に秀逸で面白いものです。このサイトを覗かれた後、ここに掲げた写真や説明をご覧いただければ、フレクサレットというカメラに対する興味や理解が一層増すのではないでしょうか。

フレクサレットには数々のモデルがありますが、ここでご紹介しているのはその最終モデルとなる VII 型です。
露出計こそ内蔵していないものの、フィルム給送はセミ・オートマット、シャッターのセルフコッキング機構、LVSによるシャッタースピードと絞りの連動、 MXV付きの1/500までのシャッターなどなど、2眼レフとしてはローライフレックスFモデル顔負けの多機能、高性能を誇るカメラです。

また、付属のベラー80ミリは、階調豊かで素晴らしい写りのレンズで、この点もフレクサレットの大きな魅力要素となっています。ツァイスやシュナイダーなどの著名レンズと比べても決して見劣りしない、隠れた銘レンズと思います。

カメラ・ボディは、フレクサレット独自のセンスの良いグレイ・カラーです。ちょっとお洒落なカメラ、フレクサレットを手に街に出れば、皆の注目間違いなしです。

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